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厚労省、勤労統計不正を隠蔽か 根本厚労相、マニュアルの不適切部分削除認める (1/2ページ)

 厚生労働省が不正を隠蔽した疑いが浮上している。毎月勤労統計の不適切調査問題で、担当部署が作成したマニュアルから、不適切調査を正当化する内容の記述が、2015年要領以降には削除されていたのだ。根本匠厚労相が17日、認めた。問題表面化を避けるため削除した疑いもあり、政府は18日にも、鈴木俊彦事務次官ら関係者を処分する方針を固めた。

 「政府統計の信頼を毀損(きそん)する重大な事案で、事実関係をしっかりと解明し、国民に説明することが必要だ」

 根本氏は17日、同省の「特別監察委員会」の初会合で、こう述べた。

 不適切調査が始まった04年から引き継がれていたマニュアルは、厚労省が不正調査を容認していたことを示している。

 そこには、「大規模事業所は(本来のルールである)全数調査ではなく、抽出調査でも良い」という記述があり、現に東京都内では04年から、3分の1程度の事業所しか調べていなかった。

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