記事詳細

【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】そのとき地球は…「ボイジャー」に託された異星人へのメッセージ (1/2ページ)

 1977年に打ち上げられた探査機「ボイジャー2号」が、このたび太陽圏を出て、星間空間に旅立った。いまは秒速約15キロで飛んでいる。

 太陽圏とは、太陽から噴き出す電子などの粒子「太陽風」が届く範囲のことだ。機体の周辺で11月から太陽風が観測されなくなったために、太陽圏を離れて星間空間に出たことが分かったのだ。

 だが、太陽圏の外側には「オールトの雲」というものがある。これは小天体の集まりで、ボイジャー2号がオールトの雲の内縁部に到達するのにあと300年かかる見通しで、オールトの雲から飛び出すのにあと3万年を要する。とても気の長い話なのだ。

 太陽から遠くなると、太陽電池が使えない。節電のために搭載機器の電源を順次落としていっているので寿命はあと5~10年残っている。いま地球から約180億キロも離れたところを飛んでいるから、1回の通信には往復33時間もかかる。

 ボイジャーは、いままでに土星や天王星、それに海王星に近づいて貴重なデータを地球に送ってきた。

 だがボイジャーに積んであるものは、観測結果を地球に送ってくる装置だけではない。電池が切れてしまったあとの重要な任務もあるのだ。それは、生物が住める環境を見つけ、そこに住む高等生物と交信する試みである。

 そのため、このボイジャーにはメッセージが書かれた「ゴールデンレコード」が搭載されている。

関連ニュース