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【日本の選択】“反日”続ける韓国、統一狙う北朝鮮…不安定な半島情勢は日本の危機 問われる「日本人の覚悟」 (1/2ページ)

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 わが国の歴史を鳥瞰(ちょうかん)すると、顕著な特徴が見えてくる。朝鮮半島情勢が不安定な状況に置かれたとき、日本に危機が訪れるのだ。

 具体的にいえば、古代においては、朝鮮半島が巨大な大陸国家の影響下に入ったとき、日本の安全保障は危機に陥った。古代朝鮮半島における覇権争いとでもいうべき「白村江の戦い」(663年)で、唐、新羅に大敗北を喫した後、朝廷は「防人」を北九州へ派遣し、烽火(とぶひ=のろしをあげて外敵の侵入を急報する設備)を設けた。いうまでもなく、大陸からの侵攻を恐れた危機意識のあらわれである。

 そして、朝鮮半島がモンゴルの支配下に置かれたとき、「元寇」(1274年と81年)という国難が襲来する。「国難」という言葉が大袈裟な表現ではないことは、亀山上皇の「わが身をもって国難に代わらん」という、すさまじい祈りの言葉から明らかであろう。豪胆な執権、北条時宗の勇ましさとともに忘れてはならないのが、この亀山上皇の民を慈しむ心であり、尊い自己犠牲の精神だ。

 熱烈な愛国心こそが、わが国の危機を克服する原動力に他ならなかったのだ。

 近代日本の危機も、また朝鮮半島をめぐっておとずれた。日清戦争(1894~95年)、日露戦争(1904~05年)は朝鮮半島の覇権をめぐる闘争に他ならなかったのである。仮に、日清戦争、日露戦争で日本が敗北するような事態になっていれば、巨大な大陸国家は、古代と同様に朝鮮半島を足掛かりに日本列島への侵略を企図していたであろう。

 1928年、パリ不戦条約において戦争が違法化される以前の世界においては、力こそが正義であり、力なき正義は一顧だにされなかった。

 そして現在、再び朝鮮半島をめぐる問題が、日本を危機に陥れようとしている。

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