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安倍首相とプーチン大統領が25回目の会談、北方領土の扱い焦点

 安倍晋三首相は22日午後(日本時間同日夜)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談する。平和条約締結交渉の進展に向け、北方領土の扱いを巡って新たな合意を交わせるかどうかが焦点となる。会談後、両首脳は共同記者会見で会談結果を公表する方向で調整している。

 首相とプーチン氏による首脳会談は25回目で、約2時間半を予定。河野太郎外相も同席する。

 平和条約を巡り、首相は6月に大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせたプーチン氏来日時の大筋合意を目指している。1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速させるとの首脳合意に沿い、色丹島と歯舞群島の引き渡しが確約されれば条約を締結する方向で検討している。

 ロシア側は北方四島について「第2次大戦の結果、ロシア領になった」と主張。引き渡した場合に在日米軍が展開する可能性に懸念を示している。