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【室谷克実 新・悪韓論】ガチガチの“反日秘書室長”据え…『牙』を研ぐ韓国首相 “日本大好き人間”はフェイク情報 (2/2ページ)

 李首相が、文在寅(ムン・ジェイン)政権の中では、数少ない「日本居住経験あり」の人物であることは間違いない。しかし、彼がどれだけ日本あるいは日本人を理解しているかは不明だ。

 文大統領は昨年11月4日、鄭雲鉉(チョン・ウンヒョン)という人物を、首相府の秘書室長に任命した。韓国の場合、首相府の秘書室長は次官級ポストだ。それで大統領任命の形式を踏むが、実は李首相のたっての要望による人事だったと韓国紙は伝えている。

 鄭氏は中央日報の記者出身だが、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で「親日反民族行為真相究明委員会」の事務局長を務め、日本で悪名高い『親日派人名事典』の編纂(へんさん)に携わった。2009年末に同委員会が解散してからは、浪人生活をしていたらしい。

 韓国紙ヘラルド経済(18年11月5日)は「親日派清算の専門家」と伝えたが、ズバリ言えば「ガチガチの反日屋」だ。同紙によると、李首相は鄭氏を秘書室長として招くにあたり、「私に不足している2つの点を、ぜひ助けてほしい」と言い、「歴史知識」と「気概」を挙げたという。

 「彼は“日本大好き人間”だ」とは、とんでもないフェイク情報だ。

 李首相はガチガチ反日屋を秘書室長に据え、自らの反日論を磨いて、気概を持って日本と闘うつもりなのだ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。著書・共著に『悪韓論』(新潮新書)、『崩韓論』(飛鳥新社)、『韓国リスク』(産経新聞出版)など多数。

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