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【平沢勝栄 俺がやらねば】北寄りの姿勢強める韓国… レーダー問題、真の日韓友好には「確たる証拠」全開示を (1/2ページ)

 昨年の12月20日、韓国海軍の駆逐艦は海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制用レーダーを照射した。危険極まりない行為で、日本は韓国側に強く抗議している。

 しかし、韓国は照射の事実を否定し、逆に、P1が「威嚇的な低空飛行をした」として日本に謝罪を求めた。

 日本は最近になり、レーダーの探知音を公表した。韓国はそれにも「機械の音だ」としてレーダー照射は否定してきた。

 そこで、「これ以上、韓国と話しても真相究明はできない」として協議の打ち切りを決めたが、今度は「東シナ海で、日本の哨戒機が低空威嚇飛行をしてきた」と言いがかりをつけてきた。

 このままでは自衛隊員の生命を危険にさらしたレーダー照射問題は、日韓双方には不信感だけが残り、今後も泥沼化する恐れがある。

 一連の問題をめぐり、自民党国防部会などは韓国への批判一色だ。「対応が生ぬるい」「経済制裁を」といった強硬意見が相次いでいる。

 似たケースは過去にもあった。東西冷戦下にあった1983年9月、日本人28人を含む乗員・乗客計269人が乗った大韓航空機がソ連の領空で行方不明になった。当初からソ連機による撃墜が指摘されたが、ソ連は関与を強く否定した。

 だが、日本は、撃墜時にソ連機が地上と交わした交信をひそかに傍受していた。そんな撃墜の決め手となる「傍受テープ」は、防衛機密保護の観点から秘密とされたため、ソ連は、なおも撃墜への関与をかたくなに否定し続けた。

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