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【日本は誰と戦ったのか】「日本を弱くしたい」米ルーズベルト民主党政権の間違い 日本を「侵略国家」と決めつけ (1/2ページ)

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 いまや日本の「敵」と見なされつつある韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権をはじめとして、日本にミサイルを向けている北朝鮮、沖縄県・尖閣諸島などで日本の安全を脅かす中国と、日本の周りは「困った隣人たち」ばかりだ。

 振り返れば、明治維新以来、この150年もの間、日本の周囲には、国際法を理解する「まともな独立国」がなかったし、いまもない。太平洋の先には、同盟国の米国があるが、この米国もまた、「困った隣人」だ。

 十数年前、インドネシアの軍幹部と話をしていたら、「米国は敵と味方を取り違える天才だから、扱いは気をつけた方がいい」と真顔で忠告されたことがある。

 確かに、米国は、敵と味方を取り違える天才だ。

 先の大戦前、米国のフランクリン・ルーズベルト民主党政権は、中国に割拠する軍閥政府との紛争に苦しんでいた日本を、一方的に「侵略国家」だと決めつけ、対日圧迫外交を繰り広げた。

 「中国大陸で紛争が起こっているのは日本が悪いからだ。よって日本をやっつけ、軍事的に弱体化すれば、中国大陸に平和が訪れるはずだ」と、ルーズベルト政権は思い込んでいたのだ。

 このように「日本を弱くすればアジアは平和になる」と考える政治勢力を「ウイーク・ジャパン(弱い日本)派」と呼ぶ。

 ところが、米国は必ずしも一枚岩ではない。当時の野党、共和党の中には「中国大陸で紛争が起こっているのは中国の排外的なナショナリズムと、それを裏から煽っているソ連のせいだ。よって中国の排外主義とソ連の膨張を抑止しようとする日本の行動を理解すべきだ」と考える政治勢力もあり、「ストロング・ジャパン(強い日本)派」と呼ばれた。

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