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“猛毒”青酸カリ脅迫 「3500万ウォンをビットコインで」 特殊な漢字を使用

 犯人像の特定につながるか。東京、大阪、札幌の製薬、食品会社と新聞社に白い粉末と金銭を要求する脅迫文が郵送された事件で、脅迫文に特殊な字体の漢字が使用されていたことが分かった。都内に郵送された封筒の消印はすべて千代田区の神田郵便局で、同一犯とみられる。

 「青酸カリを入れた偽物の薬を作って流通させる。2月22日までに3500万ウォンをビットコインで送りなさい。送らなければ悲劇が起こる」

 同内容の脅迫文は計18社に郵送された。文中の漢字は本来の字体と異なり、一部が変形していた。読むことは可能で意味も通じるが、一般的に使用しない文字という。

 警視庁捜査1課が都内に届いた14社の粉末を鑑定した結果、猛毒の青酸カリと判明。封筒の消印は今月24日の神田郵便局のものだった。大阪や札幌に届いた脅迫文もほぼ同じ内容で、同一犯の可能性がある。

 青酸カリ(シアン化カリウム)は青酸化合物の一種で、保管には施錠が必要。購入には氏名や住所、職業を記した書類の提出が義務付けられており、18歳未満には販売禁止だ。200~300ミリグラムの少量でも経口摂取すると死に至り、皮膚の接触でも命の危険がある。

 一刻も早い犯人の逮捕が望まれる。