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【有本香の以毒制毒】細野豪志氏の自民党二階派入り… 「獅子身中の某」増やす自民党の“悪癖”は健在か (1/2ページ)

 平成最後の通常国会召集とともに、あきれる、しかし「やはり」というニュースが入ってきた。無所属の細野豪志元環境相(衆院議員)が、自民党二階派(志帥会)入りの報である。

 「『来るもの拒まずの二階派』に入るのであって、自民党に入党するわけではない」とか、「自民党内でも批判の声がある」という有象無象(うぞうむぞう)の戯言のごとき情報に、多くの国民は白けるばかりだ。細野氏本人はもちろん、自民党関係者の節操の無さに対しても、多くの人がウンザリしている。

 細野氏も、二階氏も、わずか1年3カ月前の衆院選の経緯を多くの国民が忘れているとタカをくくっているのだろうか。

 あのとき細野氏は、小池百合子都知事の走狗となって、小池氏が急造した「希望の党」の大番頭に納まっていた。そこで、かつての仲間に「『安保法制と憲法』で踏み絵を踏ませる」という不遜な役回りを演じていたのだ。

 同じ人が、そのわずか2年前には、民主党政調会長として「安保法制大反対」の中心にいたにもかかわらずである。細野氏は当時、議場で反対するだけでは足らず、国会前のデモにも出て、学生と気炎を上げていた。

 2017年夏、細野氏が小池新党に合流する少し前、筆者はあるテレビ番組で共演した。このとき彼は、いつもの調子でペラペラと「自民党に代わり得る勢力、政権を担い得る勢力をつくりたいんです」としゃべり出した。

 筆者が「では、安全保障はどう考えるのですか?」と聞くと、悪びれもせず、こう答えた。

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