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【山口那津男 本音でズバッと】その場しのぎで終わらせてはならない「児童虐待対策」 関係機関の連絡不足痛感 (2/2ページ)

 厚労省の「毎月勤労統計」をめぐる予算委員会の論戦が続いている。

 野党は、統計の不正調査を取り上げ、「アベノミクス偽装だ」と批判する。「同じ事業所の実質賃金が前年と比べてマイナスであれば、アベノミクスは失敗であり、それを隠している」と言いたげである。

 しかし、アベノミクスの成果で注目すべきは、働く人に支払われる賃金の総額である「総雇用者所得」が増えていることである。

 例えば、正規で働く父親だけの賃金に頼る家庭が、専業主婦の母親が非正規で賃金を得るようになると、親の平均賃金は下がるが、子供から見れば、食卓のおかずが増えて小遣いも上がり、生活は楽になったと実感するのである。

 野党の主張は、「父親の賃金が少し増えても、物価の影響で暮らしの実感は良くなっていない」とこだわるが、母親が働くようになって、家庭全体の生活が楽になったという説明の方が、はるかに説得力がある。

 現に、民主党政権時代に就業者数は激減したが、自公政権になって300万人以上増え、総雇用者所得は増加した。その分、消費が増え経済全体が活性化した。アベノミクスは、この点で確かな成果をあげている。(公明党代表・山口那津男)

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