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速報国公立大志願者数、暫定トップは千葉大 東京工業大が人気のワケ (1/2ページ)

 2019年の国公立大の最新志願状況が明らかになり、主要66校のうち志願者数の暫定トップは昨年に続き千葉大で、神戸大、東京大が後を追う構図だ。一方、従来の募集方法を変更した東京工業大は、データサイエンスも扱う情報理工学院などで高倍率となった。地方では富山や岐阜が人気を集めるが、その理由は意外なものだった-。

 センター試験平均点の上昇に反して国公立全体では7年連続で志願者数が減少するなか、千葉大は主要校でトップを維持した。20年度入学者から学生の海外留学必修化を掲げており、学費面の負担などで一部に議論もあるが、総じて先進的な取り組みとして評価されているようだ。

 理系では、今年度の入試から、大学と大学院を統一する「学院」を創設した東工大が人気だ。受験関連の情報分析に定評のある「大学通信」の安田賢治ゼネラルマネジャーは、「上位国立大の理系学部に在籍する学生は、ほとんどが大学院への進学を視野に入れている。大学院への入試を考慮しなくていい入試方式が受験生の支持を集めたのかもしれない」と分析し、「9・7倍という高倍率の情報理工学院をはじめ、工学院や環境・社会理工学院の倍率も高い」と分析する。

 旧帝国大学や横浜国立大など都市部の大学が根強い人気のなか、北陸地方では富山大学が存在感を示している。前出の安田氏は「北陸では金沢大の人気が高かったが、富山大に移りつつあるようだ。富山大は都市部にも近く、教育や就職も良いので人気が集まっているのかもしれない」とみる。

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