記事詳細

【室谷克実 新・悪韓論】韓国国会議長の暴言は“大統領様”を忖度? 「戦争犯罪の主犯の息子」異常発言の背景を専門家が分析 (1/2ページ)

 韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)議長による常軌を逸した暴言が、日韓関係をさらに悪化させている。米メディアのインタビューで、文氏は「(慰安婦問題は)天皇陛下による謝罪の一言で問題が解決する」「(陛下は)戦争犯罪の主犯の息子」などと語ったのだ。安倍晋三首相も12日の衆院予算委員会で「甚だしく不適切」「韓国側に強く抗議し、謝罪と撤回を求めた」と語った。異常な発言の背景と対策について、ジャーナリストの室谷克実氏が迫った。

 文氏の暴言は、米通信社ブルームバーグが8日、インタビュー記事で配信した。慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」という「日韓不可逆合意」の完全な無視だ。しかも、「天皇陛下の謝罪」を挙げたのだから、日本のネットが大炎上するのは当然だ。

 しかし、文氏は訪問先のワシントンで11日(現地時間)、「韓日両国間の不必要な論争を望んでもおらず、起きてもいけない」と述べたという。放火犯が消防団長になった顔をしたのだ。

 この変わり身の早さ、国際合意への無理解、この人材にして国会議長…。思えば、すべてが「ディス・イズ・韓国」ならではのことだ。

 文氏は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で初代の大統領秘書室長を務めた。このポストは本来、大統領府のナンバー2であるのと同時に、政権ナンバー2だ。実質的な権力は首相をしのぐ。

 ところが、東亜日報(2003年5月27日)に「大統領府のナンバー2は誰だ-室長より活躍の首席」との記事が載った。大統領府の民情首席秘書官である文在寅(ムン・ジェイン)氏=現大統領=が随所で指導力を発揮し、秘書室長の影が薄いという内容だ。

 これに先立ち、秘書室長の文氏が、文在寅氏の民情首席秘書官への起用に反対していたとの情報が流れた。「同じ文でも、喜相と在寅の関係は良くない」というのが、韓国政界の常識だった。

関連ニュース