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ゴーン被告の新任弁護人に「無罪請負人」弘中惇一郎氏 ロス疑惑や薬害エイズ事件を担当

 会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(64)の弁護人として、「無罪請負人」の異名を持つ弘中惇一郎弁護士らが新たに選任された。これまで弁護人を務めていた元東京地検特捜部長の大鶴基成弁護士らは13日、東京地裁に辞任届を提出した。 

 「裁判の段階に入る中、弘中先生を弁護人に選ぶことを決めた」「私の無実を証明するだけでなく、私の不当な勾留につながった状況を明らかにするためのプロセスが始まった」

 ロイター通信によると、ゴーン被告は声明でこう表明した。

 弘中氏は、ロス疑惑銃撃事件や薬害エイズ事件で無罪判決を勝ち取ったほか、近年では郵便不正事件で厚生労働省の村木厚子元事務次官の無罪にも関わった。

 東京地裁で14日に行われる検察側、弁護側、裁判官によるゴーン被告らの公判に向けた初協議には弘中氏らが出席するという。

 大鶴氏は、ゴーン被告の保釈を2回にわたり東京地裁に請求したが、いずれも却下されていた。弁護人の交代で、今後の保釈や裁判の行方にも影響が出てきそうだ。

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