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北朝鮮、密かに核兵器増産か 米専門家が報告書発表 対北強硬論再燃も

 北朝鮮が国際社会をあざむき、核開発を続けている実態がまた、あらわになった。北朝鮮を監視する米専門家が核兵器を増産している新たな証拠を突き止め、報告書を発表したと13日、NHKなどが報じたのだ。北朝鮮の非核化について協議する2回目の米朝首脳会談を今月末に控え、対北強硬論が再燃しそうだ。

 「ロスアラモス研究所」のジークフリート・ヘッカー元所長らが11日に出した衝撃の報告によると、北朝鮮は昨年初めまでに同国北西部、寧辺(ニョンビョン)の原子炉を稼働させ、これまでに使用済み核燃料から核兵器の材料となるプルトニウム5~8キロの採取に成功した。高濃縮ウランも新たに150キロ製造した可能性も高いことが判明した。

 その結果、北朝鮮の核兵器は従来の30発から最大35~37発程度に増えたとみられるという。

 CNNは、米上院軍事委員会公聴会に出席した在韓米軍のロバート・エイブラムス司令官の言葉を伝えた。北朝鮮の軍事力に関し「検証可能な変化はほとんど、あるいは全くない」と発言したという。北朝鮮軍が従来通りの規模で軍事演習できる能力を持ち続けることに、懸念を示したものとみられる。

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