記事詳細

【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】磁北極の移動加速、下がり続ける地磁気…生物脅かす地球深部の異変! (1/3ページ)

 地球に不思議なことが起きている。最近、磁北極(じほっきょく)の移動が加速していることだ。

 磁北極がどこへ行こうと関係がない、と思っている人は多いだろう。だが磁極の位置を使う「世界磁気モデル」は、スマホや航海には不可欠なものであるほか、軍用ナビゲーションにも使われている。

 このままではモデルが実際とずれてしまう。このため、いままでは5年ごとに更新されてきたが、1年前倒しして、この2月に更新された。

 地球はひとつの大きな磁石になっている。北極の近くと南極の近くに極がある。つまり地球の中に長い棒磁石が埋まっているのと同じ磁界を作っている。

 地球の磁石は、ただの磁石ではなくて電磁石である。普通の電磁石は巻いた電線の中に電気を流して磁石にする。しかし地球では、溶けた鉄の球の中に電気が流れて電磁石になっているのだ。

 この溶けた球は、地表から2900キロ下にある。地球の半径は6370キロあるから、球は半径で約3500キロ、つまり月の倍もある大きなものだ。この中を強い電流が流れていて、それが電磁石を作っているのだ。

関連ニュース