記事詳細

レオパレス&ヤマト不祥事で「引っ越し難民」激増危機! 早めの見積もりと予約必要 (1/2ページ)

 転勤や進学で春に引っ越しをしたくても希望通りにできない「引っ越し難民」問題が、今年も生じそうだ。業者の恒常的な人手不足のなか、レオパレス21の違法建築問題やヤマトホールディングス子会社の不祥事も重なる。引っ越しシェアリング(共有)という新たな試みも登場するが救世主となるか。嵐の前の静けさだ。

 ■依頼集中

 「引っ越し難民が今年も発生すると予想する業者は多く、早めの見積もりと予約が必要です」

 引っ越しの見積もりができるインターネットサイトを運営する「エイチーム引越し侍」(名古屋市)は昨年末、25業者にアンケートを実施。春の繁忙期に、引っ越し難民が発生するとの予想が60%と、半数を超えた。

 引っ越しが集中しやすい春は、大手も含めて業者への依頼が重なる。近年は運転手や作業員の人手不足に加え、事業者が長時間労働の対策に取り組み、それに拍車が掛かる。同社は早めの見積もり依頼やトランクルームの活用を勧めている。

 ■Wパンチ

 今年はさらに懸念が広がる。大手のヤマト子会社が、引っ越し代金を過大請求した不祥事で現在、事業を停止しているためだ。

 大手各社は対策に着手。アートコーポレーション(大阪市)は採用拠点の増設などで人材を確保した。今年3~4月の受注件数はすでに前年同期を上回り、同社は「空いている日程を調整して希望に沿った対応ができるよう、早めに相談してほしい」と呼び掛ける。

関連ニュース