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サイバー攻撃に備えよ!中央省庁で防御力「対抗戦」 1府12省庁参加、警察庁Vで面目

 霞が関の中央省庁が、サイバー攻撃への対応力を競い合う大会「NATIONAL 318(CYBER) EKIDEN」が27日、開かれた。来年の東京五輪・パラリンピックを前に、目に見えない敵の脅威に、国を挙げて備える必要性を再確認した。総合優勝は、警察庁だった。

 大会は、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)と総務省が共催する対抗戦で、今年で5回目。今回は1府12省庁から、庁内のネットワーク・セキュリティーを担当する職員が4人1チームで出場した。

 標的型の攻撃を仕掛けるウイルスの侵入経路を各チームで割り出すなど、4つの区間で課題を順にクリアするという演習をこなした。

 クリアするまでの所要時間や、対応の正確さをNISCの職員がチェックした。

 結果、警察庁が2015、16年以来、3回目の総合優勝となった。17年は総務省、18年は防衛省が制している。

 NISCによると、17年度には中央省庁への攻撃は約6700件が確認されたという。

 NISCの山内智生副所長は「サイバー攻撃は巧妙化している。引き続き予断を許さない状況が続く」と気を引き締めた。

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