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【桂春蝶の蝶々発止。】沖縄県民投票 「賛成」「反対」では決められない民意の辛さ (1/2ページ)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を問う県民投票で、「反対」が約43万票と、「賛成」の約11万票、「どちらでもない」の約5万票を大きく上回りました。

 私は、当然の結果だと思っています。だって、普天間でも、辺野古でも、米軍の基地が近くにあるのは大変ですから。

 戦闘機やヘリコプターの音はうるさいし、事故は怖いし、一部の軍人による事件もあるし、基地になっている県内の土地は立ち入り禁止だし…。

 「辺野古に移設しますけど、どうですか?」って聞かれたら、「お願い、ほかのところに行って」ってなりますよ。

 思うに、この県民投票は質問に問題があります。私なら、こういう聞き方をしますね。

 「普天間よりも辺野古の方が『まだマシ』だと思う人は赤」「いや普天間の方が『まだマシ』だって人は青に入れてください」と。おそらく、「赤」が多いと思いますよ。だって、普天間は住宅密集地にある、「世界一危険」な基地なのですから。

 沖縄に米軍基地があるのは本来、全国民が「ノー」なのです。「自分の国は自分で守るべき」だと思います。

 でも、一部の日本人は「自衛隊は憲法違反だ」というし、防衛費の増大にも反対している。そもそも、いつまでも米軍に自国の安全保障を依存していることに、問題があるのではないですか?

 ただ、自衛隊が米軍基地を引き継いでも、沖縄県民は反対すると思います。だって、日本には、幼稚園や保育園が近くにできるだけで、ギャーギャー反対する人がいるんですから(苦笑)。自衛隊の基地なら、なおさらです。

 ここまでして、なぜ沖縄に基地が必要なのか?

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