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【室谷克実 新・悪韓論】文大統領「三・一節」記念演説で出た…新たな差別用語は「親日残滓」 (1/2ページ)

 韓国の「三・一節」(三・一運動)での大統領演説に対し、日本では「直接的な日本批判はトーンダウンした」といった見方が多いようだが、そうだろうか。私は「アカ」(赤)というレッテル張りについて、「一日も早く清算すべき代表的な親日残滓」とした部分に“文在寅(ムン・ジェイン)氏らしさ”を最も強く感じた。

 トーンダウンしたと評価する向きは「(韓国と日本が)力を合わせて被害者の苦痛を癒やせば、心が通じ合う本当の友達になるだろう」の一節に着目しているようだ。

 しかし、これは被害者の苦痛を癒やすための「日本のさらなる譲歩」があることを大前提にして、それがあれば「本当の友達になるだろう」と不確実な未来を語ったに過ぎない。言葉をオブラートで包んだだけで、言っていることは条約や合意への“上乗せ”のオネダリであることに変わりないのだ。

 その点、「アカ」(=韓国語では『パルゲンイ』という)に関しては、オブラートを薄くして述べている。

 「すべての独立運動家にレッテルを貼った言葉」「日帝が民族を引き裂くために用いた」

 「今もわれわれの社会で政治的な競争勢力をそしり、攻撃する道具としてアカという言葉が(ある)」「(…だから)一日も早く清算すべき代表的な親日残滓(だ)」

 これを差別用語追放の提唱などと考えてはいけない。

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