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「ファーウェイ」審理開始で“米中対立激化” 孟被告の引き渡しめぐり…中国は「アメとムチ」で対抗も米は引く気配なし (1/2ページ)

 中国通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」をめぐり、米中対立が激化の気配だ。カナダで逮捕された同社副会長兼最高財務責任者(CFO)の孟晩舟被告=米国で起訴=について、米国への引き渡しの是非を判断する審理が6日(現地時間)、カナダで始まった。中国側は「アメとムチ」を駆使してカナダに釈放を要求するが、米国が強力な対中規制を準備するとの見方もある。

 「逮捕の背景に政治的動機があることに、深刻な懸念を持っている」

 孟被告の弁護人は6日、西部バンクーバーの裁判所でこう主張した。孟被告は紫のパーカーを着て法廷内で座っていた。この日の審理は17分ほどで終了し、次回審理は5月8日に行われる。

 中国は、孟被告が昨年12月1日に逮捕されてから、カナダに対して「脅しと懐柔」を仕掛けて揺さぶってきた。

 中国当局は1月初旬までに、カナダ外務省を休職して国際シンクタンクに所属していた男性など計13人を中国本土や香港で拘束した。一方、ファーウェイは、カナダ国内で研究開発を担当する社員を20%増員(=200人の新規採用)する方針を明らかにした。

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