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【長谷川幸洋「ニュースの核心」】北朝鮮への「制裁効果」が見えた米朝会談… 韓国・文政権の「従北」と「反日」は“表裏一体”に (2/3ページ)

 正恩氏は明らかに手詰まりに陥っている。

 米朝協議を続ければ、完全非核化を求める米国の要求に直面する。といって、何もしなければ制裁が続く。完全な制裁解除を要求したのは「制裁が効いている」と白状したも同然だ。

 「非核化の嘘」もバレた。本当にやるつもりなら、核の廃棄工程表作りや施設のリスト開示もできたはずだ。それを拒否したのは、そんな意思はなく、時間稼ぎが真の狙いであるからにほかならない。

 正恩氏はどうするか。

 同じ手はもう使えない。「真の非核化」に方針転換しなければ、制裁は続き、経済はジリ貧になる。それは北朝鮮の人々に分かるはずだ。相手を見事にダマせてこそ「偉大なる指導者」と崇め奉られるが、失敗してしまったので求心力は落ちるに違いない。

 結局、正恩氏はいま最大のピンチを迎えている。

 そういえば、暗殺された正恩氏の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)の息子、キム・ハンソル氏を支援する団体は、正恩体制を批判して「臨時政府」樹立を発表した。この団体の正体は不明だが、タイミングはドンピシャである。

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