ケント・ギルバート氏「国会議員の帰化情報の開示は当然だ」 足立議員が問題提起、ネットでも賛同の声 (1/2ページ) 国会議員の帰化問題
日本維新の会の足立康史衆院議員が、「国会議員は、いつ日本国籍を取得したのか」などの国籍情報を公開すべきだ-と、国会審議で問題提起したところ、ネット上は賛同の声であふれている。夕刊フジで「ニッポンの新常識」(毎週金曜)を連載する、米カリフォルニア州弁護士、ケント・ギルバート氏に、米国の事情を含めて「国会議員の国籍・帰化問題」について聞いた。
「国会議員の二重国籍が簡単に分からないなど、日本の現状は大問題だ。海外のように、帰化も含めて『いつから日本人になったのか』という国籍情報を公開するのは、当然のことだ」
ケント氏は語った。
夕刊フジが8日、足立氏による衆院総務委員会(7日)での「帰化情報公開発言」を報じたところ、「こちら夕刊フジ報道部」のツイッターには、《大賛成です》《どこの生まれかは関係ない、隠していることが問題なんだ》《足立議員を支持します》などと称賛が相次いだ。
ちなみに、米国では国籍を得る際、「米国に忠誠を誓う」という宣言をしなければならない。そのうえで、上院議員になるなら帰化後7年、下院は9年しないと、議員に立候補できないという。
ケント氏は「それだけ、新たな国家の一員になることは、神聖かつ重要なこと。国会議員になるなら、なおさらだ」と述べた。