記事詳細

【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】アンナ“44歳”誕生日の朝 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆様!

 今回は、予知能力を持った女性、アンナのお話、の続きになります。

 時代はエリツィン政権からプーチン政権に変わり数年が経った、ある夏の日。私の母と買い物に出かけたアンナは、いつものように、マーケットで元気な果物売りの中年男性ドミトリーと雑談しながら、スイカを選んでいました。

 スイカの代金を支払い、彼の手から釣り銭を受け取ったアンナは、一瞬ムチに打たれたような動作を見せました。

 その帰り道、心配する母にアンナはポツリと言いました。

 “ドミトリーはもうすぐ天に召されるだろう”

 その果物売りの男性ドミトリーは、本当に次の日に心臓発作でこの世を去りました。

 それからしばらく経った、ある夜、アンナは唐突に我が家を訪ねてきました。

 そして、私の母にこう言いました。

 “ちょうど2つの同一の番号が接続されるとき、自分にとって非常に重要な人がこの世界を去るだろう、というビジョンが最近よく見えるの。でも、それが誰なのかと集中しても、その先が見えないのよ!”

 事情を聴いた母は、紅茶を入れてアンナを落ち着かせ、言いました。

 “ビジョンの事はしばらく忘れなさい。それより、もうすぐあなたの誕生日も近いし、その時はみんなでお祝いしましょう!”

 母は、思いつめた顔のアンナを励まし、彼女を家に帰しました。

関連ニュース