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【親も知らない今どき入試】首都圏中学入試の志願者数ランク 埼玉県勢がトップ1、2を独占 (1/2ページ)

 今週は平成最後の首都圏中学入試の志願者数ランクを紹介したい。

 今年の首都圏の中学入試受験者数は、5年連続で増加となった。中学受験情報誌『進学レーダー』の井上修編集長は「親の世代が中学受験を経験した人が増え、一貫教育の良さを理解し、子供を進学させたいとの考えが広まってきたことと、2020年度からの大学入試改革の影響から志願者が増えたとみています」という。大学入試改革はまだ先のように思えるが、保護者にとっては、大学入試がどうなるかわからない不安は強い。そのため、中学受験では、内部進学できる大学付属校の人気が高い。

 その中で志願者トップは栄東で5年連続の1万人超だ。2位は開智で、埼玉勢が1、2位を独占した。ともに埼玉の私学では合格実績が高いことで知られる。東京、神奈川が2月1日から入試が始まるが、埼玉は1月10日、千葉は1月20日から入試が始まる。そのため、東京や神奈川の受験生の前哨戦として狙われ、志願者が多くなる。

 3位は男子校の東京都市大付で、志願者が720人も増えた。6位の東京都市大等々力も志願者が増え、この2校はいずれも東京都市大の付属だ。東京都市大は元は武蔵工業大だ。井上氏は「等々力は男女ともに志願者が増えました。国際理解教育などを取り入れ人気が高くなっています。今は大学入試に力を入れるだけでなく、学校生活、学校行事、部活動など、バランスよく力を入れ、学校生活が楽しいところが人気です」という。

 東京都市大等々力は元は東横学園だ。MARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)の合格者数でも10年前はゼロだったが、今年は現時点で205人も合格している。実績もうなぎ上りだ。

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