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【高橋洋一 日本の解き方】波紋呼ぶ…二階氏「小池支持」の点と線 知事選前倒し&増税延期で「衆参とのトリプル選」視野か (1/2ページ)

 次の東京都知事選をめぐり、自民党の二階俊博幹事長が小池百合子氏支持を打ち出し、波紋を広げている。小池氏と自民党、東京五輪・パラリンピックの力学が都知事選にどう影響するのか。

 今後の日程を整理しておこう。2020年東京五輪は7月24日~8月9日まで17日間。同パラリンピックは8月25日~9月6日に開かれる。小池都知事の任期は20年7月30日まで。

 普通なら、都知事選は任期切れ前の1カ月以内の20年7月中に実施されるが、これは誰が考えてもちょっと無理な日程だ。五輪直前の追い込みの時に選挙となると、どんな不測の事態があるともかぎらない。

 そこで、特例法を作り、都知事選を前倒しするという話が出てきている。

 特例法は東日本大震災などの国家的重大事案に際し、特例を作ってでも選挙日程変更などの必要がある場合に検討、制定される。

 20年東京五輪が選挙日程を変更するほどの国家的重大事案かどうかは判断が分かれるかもしれない。今のところ、特例法制定の具体的な動きはないものの、政治判断によっては今後大いにありうる話だ。

 そこで、冒頭の二階氏の発言だ。1年以上先の選挙であれば、今の段階で支持を表明することはありえない。発言は、都知事選前倒しの特例法を前提としたものだろう。

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