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児童虐待、DV「強い決意で被害者ゼロを目指す」 片山さつき女性活躍担当相に聞く (1/2ページ)

 安倍晋三内閣は、親権者のしつけでも体罰を禁止する児童虐待防止法と児童福祉法の改正案を閣議決定した。子供たちの命を守るため、与党は野党との修正協議も視野に今国会で早期成立させ、一部を除き来年4月1日の施行を目指す。児童虐待の現状把握と、具体的な強化策はどうなっているのか。唯一の女性閣僚である、片山さつき女性活躍担当相に聞いた。

 「児童虐待もDV(ドメスティック・バイオレンス)も、家族全体の問題として捉える必要があります」

 片山氏は19日、閣議決定に先立つ関係閣僚会議でこう訴えた。

 千葉県野田市で小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で亡くなった事件では、父親の勇一郎被告(41)=傷害致死罪などで起訴=が、母親のなぎさ被告(32)=傷害幇助(ほうじょ)罪で起訴=にも暴力をふるっていた。

 「児童虐待の背景に、『夫から妻へのDV』が存在することが多い。妻が夫の暴力を避けるために、子供への虐待に参加してしまう悲劇もある。犠牲者を出さないためにも、問題を早期発見し、早期介入することが必要です。児童相談所や警察、配偶者暴力相談支援センター、DV被害者支援のための民間シェルターなどが互いに緊密に連携することが重要です」

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