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【共産党研究】かつては韓国をまともな国と見ていなかった… 「嫌韓」から「親韓」に豹変した共産党 (1/2ページ)

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 変われば変わるものだ。かつて共産党は、韓国をまともな国とは見なしていなかった。韓国という表記をする場合、カギ括弧を付けて「韓国」としていた。

 それがいまや、共産党議員は日韓議員連盟に加入し、志位和夫委員長は何度も韓国を訪問している。その都度、自民党や安倍晋三政権、戦前の日本を批判し、韓国の人たちに受けているそうだ。志位氏の著作が3冊も韓国で出版されている。

 共産党が日韓関係で行っている対応の基本は、日本政府の対応を“これでは駄目”と言い続けることのようだ。

 昨年11月の夕刊フジ連載『共産党研究』に、私は「韓国の徴用工判決に“賛同”の浅慮」という一文を書いた。だが、共産党はその後も同様の主張を行い続けている。

 その最大の論拠としているのが、「国家間の請求権問題が解決しても、個人の請求権を消滅させることはない」という政府見解である。だが、これをもって“賛同”の論拠にはならないことを同党は分かっていないようだ。

 確かに、第一次世界大戦の戦後処理の中で、個人的な補償措置がその者が所属する国家によって行われるという国際慣例が定着し、第二次世界大戦後にも引き継がれてきた。それは今日では国際常識になっている。だが、個人補償を行うのは、その個人が国籍を有し、所属する自国政府というのも、また国際的な慣例なのである。

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