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トランプ氏、韓国をワシントン“出禁”に!? 北朝鮮「瀬取り」取り締まりへ大型警備艦派遣 韓国紙も敏感に反応 (1/3ページ)

 ドナルド・トランプ米政権による、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権への不満が限界に達したようだ。米国務省が、韓国外務省にワシントンに来ないよう伝えたと報じられたのだ。文政権が、北朝鮮の外貨獲得手段である「金剛山(クムガンサン)観光」と「開城(ケソン)工業団地」の再開に意欲を示したことに反発したとみられる。こうしたなか、北朝鮮による「瀬取り」を取り締まるため、米沿岸警備隊の大型警備艦が朝鮮半島に派遣された。米政府内では「韓国は、米国とは別の道を歩む」という見方が広まっており、文政権への強い不信を示す対応といえそうだ。

 「金剛山観光再開と開城工業団地再稼働問題を言及するつもりなら(ワシントンに)来ないでもらいたい」

 韓国紙、中央日報(日本語版)は26日、米国務省の官僚がワシントンの韓国側消息筋にこう伝えたと報じた。

 両事業は、北朝鮮の「ドル箱」として知られている。

 金大中(キム・デジュン)政権時代の1998年にスタートした金剛山観光事業では、2008年の中断まで、事業の権利費だけで韓国の財閥から約4億8000万ドル(約530億円)が北朝鮮に渡ったとされる。

 もう一つの開城工業団地は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代の04年に操業が始まり、16年の事業中断までに北朝鮮労働者への賃金名目に約5億6000万ドル(約615億円)が支払われた。

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