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【高橋洋一 日本の解き方】小学校の英語とプログラミング 「手段」として専門家に基礎から学ぶべき (1/2ページ)

 2020年度から使われる小学校の教科書検定の結果が公表され、英語の教科書が登場し、プログラミング教育も必修となった。英語とプログラミングを小学校から学べるなんて、すごい教育環境になったものだ。

 当然のことながら、筆者の時代にはなかった。英語は中学校から発音がデタラメな日本人教師から教わる。多くの英語教師は英語圏での生活経験もなく、彼らの英語はまず通じない。そうした日本人教師から英語を習ったので、筆者は大人になってから米国留学したときに大いに苦しんだ。

 留学先で日本での英語教育体験を話したら、米国人の先生は大笑いした。『初めて聞く英語がネイティブでなかったら、まともな発音は無理だろう』だった。米国以外から来ていた人も同じ意見だった。留学1年後に家族が日本から来たが、子供には日本で一切、英語の勉強をさせずに、現地校に入学させた。そこは外国人の英語教育に慣れていたので、半年もすると、ネイティブと変わらないほどに英語が上達した。

 子供なので柔軟性があるからだろうが、初めて聞く英語なので、正確な発音が耳に残ったのだろう。それに引きかえ、筆者は英語の先生から、『日本人英語教師から習った英語の発音を全て捨ててくれ』と言われた。英語教育においては、少なくとも発音だけはネイティブが教えるべきだ。日本人英語教師はネイティブの補助・補佐をすればいい。

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