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『風疹』『はしか』GW10連休で感染拡大危機 医師が警鐘「感染気付かず外へ出れば“バイオテロ”に」 (1/2ページ)

 2つの感染症の流行が止まらない。首都圏を中心に拡散傾向で、今年の患者数が1000人を突破した「風疹」と、大阪などで感染が広がる「はしか(麻疹)」だ。今月末から始まる10連休で国内外の人の行き来が多くなれば、爆発的感染(パンデミック)になることも懸念される。

 国立感染症研究所は2日、今年に入ってからの累積風疹患者数が1033人になったと発表した。首都圏など人口密集地域に多く、計1万5000人以上の患者数を出した2012~13年と推移が似ているという。

 風疹は発疹や発熱などの症状が出るほか、妊婦が妊娠初期に感染すると、胎児に難聴や心臓病などの障害が起きる先天性風疹症候群(CRS)となる恐れがある。1月には5年ぶりにCRSの男児が報告されている。

 患者はワクチンの定期接種を受ける機会のなかった30~50代の男性に多く、厚生労働省は対象の男性にワクチン接種を原則無料にしている。

 とうきょうスカイツリー駅前内科の金子俊之院長は「マスクをしてもウイルスは容易に通り抜け、手洗いやうがいも効果的ではないので、予防するにはワクチンを接種してもらいたい。また患者は出歩かないことが重要だ」と予防策を語る。

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