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【新・カジノ情報局】魅せる!トップスターの常設ステージ セリーヌ・ディオンのロングランはフィナーレへ (1/2ページ)

★IRのエンタメ力が待ち切れない!(2)

 “カジノの街”でしかなかったラスベガスが、ライブ・エンターテインメントと融合したのは1969年だといわれる。ロックンロールで多くの若者を熱狂させたエルヴィス・プレスリー(当時34歳)がラスベガスの「インターナショナル・ホテル」と専属契約を結び、定期公演をスタートさせたのだ。映画『ラスベガス万才』のヒットが64年。エルヴィスは60年代初頭からラスベガスでのコンサートを行っていたが、長期にわたる定期公演は初めてのケース。これによりラスベガスでの観客動員記録と入場料収入記録を一気に破っていった。

 常設公演(レジデントショー)の強みは、オーケストラを含めて大人数のメンバーをそろえられること。大がかりな舞台装置の効果が加わり、迫力あるステージを展開することができる。さらに“専属”(EXCLUSIVE)という希少価値が加わり、ファンの心をくすぐる。

 超トップスターの囲い込みはエルヴィスに続いた。先にフランク・シナトラは自らが所有していたカジノホテル「サンズ」を中心にコンサートを行っており、70年代半ばからは「シーザーズ・パレス」での定期公演をスタートした。また、82年には「ゴールデンナゲット」と3年間1600万ドルという当時としては破格の専属契約を結んで話題を集めている。

 以降、世界中のトップチャート・アーティストが“エンターテインメントの都”ラスベガスで、ここ一番のステージを演じるようになった。

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