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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「平成」》何のために働くか 悩んだ20代に得た答え (1/2ページ)

 この記事を書いているのは、統一地方選投票日の前日である。引っ越し準備や片付け、掃除など日頃の作業に追われ、選挙に行くのは実は面倒だなと思っていた。しかし、20歳になって初めて選挙に行ったときのことを思い出し、やはり行かなければと本日、期日前投票に行ってきた。

 記者として社会人として、忙しさにかまけて、一票の重みを忘れかけていた自分を恥ずかしく思った。「この一票では何も変わらない」と思うか、「この一票が世の中を変える」と思うか、その違いである。国民一人一人がどういった心持ちで投票に向かうのかで、結果もおそらく変わってくるだろう。

 平成の31年を振り返れば、いま社会は閉塞感に包まれていると言われる。

 自分のことを振り返ると、私は昭和生まれだが、平成に替わったのは小学校3年生。1月でまだ正月気分が残っていた頃だった。しかし、テレビや共にいた家族の様子をみて、子供ながらに、昭和天皇が崩御され世の中に厳粛な雰囲気が漂っていたのを感じた。それから中学、高校、大学進学、就職とまさに平成時代とともに成長した年代だ。

 20代のころ、自分は何に向いているのか悩みながらも、辿り着いたのは記者という仕事だった。失敗もあったけれど、そのときそのときで目の前に懸命に取り組んだ。自分は何のために仕事をするのか真剣に悩んだ若いころ、その答えを渇望するように読み漁ったのが経済人が書いた本の数々だった。