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人気アニメ「ラブライブ!」公式サイト被害、乗っ取り手口と余波… 他の企業サイトにも危険性、10連休中はリスク増!? (2/2ページ)

 一方で、トラブルが解消される2時間ほど前には、ツイッター上で「上野かほ」なるユーザーから犯行声明ともとれる発言があった。ドメインの返却を求めた一部ユーザーに対し、「我々は不正アクセスや乗っ取りはしていない」とし、「移管オファーは合法」と正当性を主張したのだ。

 ユーザーが主張する「正当性」とは、「○○.jp」と表記する「汎用JPドメイン」を登録・管理する日本レジストリサービス(JPRS)の規則を指す。その規則とは、何者かによるドメイン移管申請に対し、既存の事業者が10日以内に意思を示さない場合、自動的にドメインが移管されるというものだ。

 前出のSEは「ドメイン移管申請の連絡があったにも関わらず、事業者の担当者が旅行などで気付かなければ起こりうるかもしれない」と指摘。

 4月末から多くの企業が10連休に入るが、休み期間中に同様の申請が放置された場合、知らないうちにドメインが第三者に移管してしまう恐れもあるのか。

 JPRS広報宣伝室は「(ドメイン移管が)自動承認されるルールは当社と指定事業者との間の規則だが、個別の事業者との契約内容については差し控える。ルールができた当時からさまざまな環境等を踏まえ、検討の結果、このような形にしている」と回答した。

 企業のサイト担当者は10連休も気が休まらないかもしれない。

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