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【渡邉美樹 経営者目線】新時代「令和」 経済改革なしでは日本は破綻する (1/2ページ)

 きょうから連載を担当する渡邉美樹です。

 35年前、高円寺で経営をはじめた居酒屋1号店、その記念すべき最初のお客さまが夕刊フジを抱えていた、忘れられない思い出がある。私の父は夕刊フジを持って帰ってきたので、幼少時から知る新聞で思い出深い。

 コラムのタイトルでもある「経営者目線」とは、自分だけの利益ではなく、顧客、社員から社会まで貢献することを意味する。みんなを幸せにするという意味では「全体最適の目線」と言い換えることもできる。

 これまで私は、経営者として、外食のみならず、農業や介護、学校や病院などの事業を通じ、「全体最適」の経営をしてきた。

 「全体最適」の発想を政治に取り入れたいという思いで、2013年から参院議員として、6年間にわたって国政を経験した。しかし、政治は「全体最適」ではなく、なかなか難しかった。

 今期限りでの政界引退を決めたが、この連載を通じて、政治に限らず、世の中のあらゆる現象について、経営者目線で意見を述べていきたい。

 今月1日に発表された新元号「令和(れいわ)」は響きの良い、きれいな元号だと感じた。特に「和」という文字は、「和民」という屋号で人生をかけて経営をしたので、格段のうれしさと光栄を感じる。

 ただ、新時代を迎える前に懸念材料もある。現在の日本経済は危機的で、3~4年で財政破綻する可能性があると私は考えている。国の借金は1100兆円を超え、収入の約3割が借金で成り立っている異常事態だ。

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