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【親も知らない今どき入試】早大+慶大合格者数ランク 安全志向強まり、難関大の志願者減 (1/2ページ)

 入学式も終わり、いよいよ新学期のスタートだ。そこで、今週は、4月5日現在の早稲田大と慶應義塾大の合格者合計ランクを紹介したい。両校とも繰り上げ合格を含んだデータだ。

 今年の私立大入試は、全体で志願者が4%以上増えた。少子化が進む中で志願者が増えているのは、受験生が併願校を増やしたことに他ならない。大手予備校の入試担当者は「難関大の志願者が減り、難易度が偏差値50未満の入りやすい大学、学部が狙われ、志願者が激増しました。定員の厳格化で難関大の難易度が上がり、来年はセンター試験最後の年で、今年以上の安全志向になるとみられ、今年中に合格を決めたい受験生が多かったからでしょう」という。

 早稲田大、慶應義塾大も例外ではない。今年は両校とも志願者が減った。高校の進路指導教諭は「昨年までは難関大志望者が多かったのですが、併願校をいくら増やしても合格しない先輩の姿を見て、安全志向になったようです」という。志願者が大きく減少したのは早稲田では教育で15・9%減、社会科学も14・1%減で、ともに2000人以上の減少だった。教育は今年から一般入試の募集人員を減らしたため敬遠され、社会科学は学内併願がもともと多く、それが減ったとみられる。両校とも理系より文系学部の減少幅が大きく、安全志向が顕著だった。

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