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核兵器より「親の仕送り」が頼みという北朝鮮軍の凋落 (1/2ページ)

 先月27日、北朝鮮の平壌で「朝鮮人民軍第5回中隊長、中隊政治指導員大会」が開催された。金正恩党委員長も大会に参加し、「現在の革命情勢は、これまでのいずれの時期よりも人民の軍隊の軍事力強化を求めている」などと述べるなど、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)に対する期待を示した。

 しかし、今の北朝鮮軍はこうした期待に応えられるような「立派な軍隊」ではない。軍紀はすでに乱れきっており、上官が一種のワイロとして女性兵士に「性上納」を強要することも横行している。

 (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

 総兵力120万人と推定されている北朝鮮軍だが、長引く経済難で弱体化し、その実態は「飢える軍隊」と揶揄されている。大規模訓練時以外、兵士の多くは農作業の現場にかりだされる。そこでは農民を襲撃する事件すら続発している。

 (参考記事:【スクープ撮】人質を盾に抵抗する脱北兵士、逮捕の瞬間!

 北朝鮮は、体制のプロパガンダに利用するため、故金日成主席および故金正日総書記の誕生日や朝鮮労働党、朝鮮人民軍などの創建記念日までに大型工事を終え、その当日に完成式典を行うことがよくある。この際、当局から求められた期日に間に合わせるため「速度戦」という突貫工事が行われるが、軍人たちが大量に動員される。しかし、安全対策を無視した工期短縮のせいで、1989年には500人以上の軍人が犠牲になる事故も起きている。

 (参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

デイリーNKジャパン

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