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衆院補選・自民2敗で『増税延期+W選』に現実味 長谷川幸洋氏「安倍首相は信を問うのでは」 (1/2ページ)

 衆院大阪12区と沖縄3区の両補欠選挙(21日投開票)で、自民党公認候補が敗れた。同党が衆参両院の補選で公認候補を立てて敗れたのは2009年10月以来、9年半ぶり。世界経済の先行き不安が広がるなか、安倍晋三首相(総裁)は近く、10月の消費税増税の最終判断を下す。今回の選挙結果を受けて、「増税延期」と、夏の参院選に合わせた「衆参ダブル選」の可能性が高まったとの見方がある。

 「今のところ考えていない」「選挙結果を謙虚に受け止める」

 自民党の二階俊博幹事長は21日、補選2敗を受け、記者団から衆参ダブル選の可能性について聞かれ、こう答えた。ただ、解散権は「首相の専権事項」であり、二階氏に決定権はない。

 大阪12区補選は、自民党の北川知克元環境副大臣の死去に伴って行われた。自民党は、安倍首相や党幹部が北川氏のおいである候補の応援に相次いで入ったが、日本維新の会新人の藤田文武氏(38)が、大阪府知事・大阪市長のダブル選を制した勢いに乗って初当選した。

 沖縄3区では、社民、共産両党など「オール沖縄」が支援した無所属新人、屋良朝博(やら・ともひろ)氏(56)が勝利した。

 沖縄3区は、玉城デニー氏の沖縄県知事への転身に伴うもので、大阪12区は「弔い合戦」ムードが盛り上がらず維新人気に圧倒された。選挙区事情は大きいが、「自民党2敗」という事実は重い。この選挙結果を受けて、「消費税増税」「衆参ダブル選」の行方を、どう分析すべきか。

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