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引退表明の自民・吉田参院幹事長、脳腫瘍で近く手術 次の「ドン」には石井準一氏の名前浮上

 参院自民党の実力者、吉田博美参院幹事長(69)が、夏の参院選には出馬せず、政界を引退することになった。吉田氏は23日の記者会見で、脳腫瘍が見つかり、近く手術すると引退理由を説明した。参院自民党では、吉田氏をはじめ、村上正邦氏や青木幹雄氏などが「参院のドン」として君臨してきた。新たな仕切り役として、吉田氏と同じく参院竹下派の石井準一氏(61)の名前が浮上している。

 石井氏は、吉田氏の信頼が厚く、穏やかな雰囲気ながら独特の存在感がある。眼鏡の奥の鋭い眼光が印象的だ。

 「政界の暴れん坊」と呼ばれた浜田幸一氏の書生を10年ほど送り、千葉県議も20年間務めた「たたき上げ」だ。2007年参院選で初当選し、現在は2期目となる。

 国会運営をめぐり与野党間で水面下で交渉する「国対畑」などを主に歩んだ。昨年の荒れたモリカケ国会でも、抜群の調整力を発揮し、野党との交渉に奔走していた。

 現在は、参院予算委員会の筆頭理事で、参院自民党の筆頭副幹事長という要職を務めている。

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