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安倍首相「衆参W選」で局面打開!? 衆院補選自民2敗で… 選挙プランナーによる「全議席予測」は驚くべき結果に (2/3ページ)

 まず、参院では、非改選議席が121であり、今回は124議席を争う。選挙後には総定数が一時的に245となる。過半数は「123」だ。

 自民党は「選挙区35、比例区17」の「52議席」で、現状より14議席も減らす。野党側では、枝野幸男代表率いる立憲民主党が「選挙区18、比例区12」の「30議席」で、22議席増と躍進する。

 ただ、自民党は公明党も加えると135議席となり、与党で過半数は維持する。

 松田氏は「消費税増税延期を『大義』にすると、その影響で、与党は議席の下げ幅を抑えられる。野党は一人区でひっくり返すが、立憲民主党の菅直人元首相が『国民民主党に解散』を求めて、反発を受けるなど、足の引っ張り合いで、有権者の期待がなかなか高まらない」と語る。

 では、衆院はどうか。

 自民党は現有283議席だが、「小選挙区185、比例代表62」の「247議席」(36議席減)となり、単独過半数(233議席)を上回る。

 野党側では、立憲民主党が現有55議席から「小選挙区64、比例代表53」の「117議席」(62議席増)となる。

 「大阪ダブル選」で圧勝した日本維新の会も、12議席から「小選挙区14、比例代表13」の「27議席」に増やす。

 それでも、自民、公明両党と、日本維新の会、希望の党の「改憲勢力」は計300議席で、憲法改正の国会発議に必要な衆院3分の2(310議席)には届かなくなる。

 松田氏は「衆院選は『政権選択の選挙』で、自公与党はやはり底堅い。安倍首相が選挙の顔になるうえ、自民党にも『政権を任せられる』という安心感がある。野党は前回、旧希望の党が登場して乱立したが、反省しており、候補者調整は今後、進むだろう」と分析した。

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