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安倍首相「衆参W選」で局面打開!? 衆院補選自民2敗で… 選挙プランナーによる「全議席予測」は驚くべき結果に (3/3ページ)

 ただ、「衆院の解散権」は唯一、安倍首相が握っている。衆参ダブル選の可能性はどの程度ありそうか。

 松田氏は「現時点でズバリ、20%程度だ。冷静に数字を見ると、現実的には、来年の東京五輪・パラリンピック前に衆院解散を打つのは考えにくい。衆参ダブル選ともなると、自民党が議席を減らすリスクが勝算よりも上回る。だからこそ、自民党も早速、萩生田光一幹事長代行の発言の火消しに出ているのだろう」と指摘する。

 ただ、可能性がないわけではない。

 松田氏も「やはり、野党次第だ。国民民主党と自由党との合併協議は前進せず、世論に『野党分裂』を印象付け、統一地方選は盛り上がらなかった。沖縄3区のように、同じ旗の下に結集できるとは限らない。立憲民主党の枝野代表も力不足で、野党には選挙を戦える顔がいない。一方で、安倍政権への支持は高い。それならばと、消費税凍結・延期を大義とした『政治の決断』はあるかもしれない。与野党とも気を緩めるわけにはいかないだろう」と語る。

 選挙は「大義」や「タイミング」で劇的に状況は変わる。

 安倍首相は2017年秋、北朝鮮有事がささやかれるなか、「この国難を乗り越えるため、どうしても今、国民の声を聞かなければならない」といい、「国難突破解散」を断行して圧勝した。

 現在、想定されている「大義」とはまったく違う、新たな「錦の御旗」が掲げられた場合、松田氏の予測は大きく変わる可能性もある。

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