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【日本の選択】国民民主党まで…5野党のあきれた『安保法廃止法案』提出 左傾化深めたことこそ民進党崩壊の原点 (1/2ページ)

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 あきれかえった国民が多かったのではないだろうか。

 立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の野党5党が22日、今や「時代錯誤」と言わざるを得ない法案を参院に共同提出した。集団的自衛権の一部の行使容認した現行の安全保障関連法が違憲の存在だと説き、同法を廃止せよというのだ。

 いまだにこうした主張を繰り返していることにも驚くし、こうしたパフォーマンスで参院選を勝利できると考えているあたりが、国民の感覚からは大きく乖離(かいり)している。

 『赤旗』(23日)によれば、日本共産党の井上哲士参院国対委員長は次のように指摘したという。

 「安倍政権のウソや忖度(そんたく)、民意を聞かず立憲主義に反する政治の原点が安保法制だった」

 私は、こうした解釈にはまったく反対である。政権を下野した民主党(民進党)が共産党と一緒になって安全保障の問題を憲法問題としてしまった点にこそ、日本のリベラル勢力の根本的な過ちがあったと考えている。

 安全保障の問題に関して、内容について議論することを避け、「違憲だ!」と断ずれば、譲歩することができなくなるのは自明の理だ。譲歩できない以上、野党は徹底的な批判しかできない。

 だが、国民の信任を得ている与党は政治を前に進めていくだろう。こうして、いつしか国民は「無責任な批判ばかりを繰り返すのが野党だ」と、軽蔑のまなざしをもって眺めることになる。安保法案審議で、民進党が「立憲主義を破壊する」「憲法違反だ」と叫んで左傾化を深めたことが、民進党の崩壊の原点に他ならないのだ。

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