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【日本の選択】安倍首相は平成最後に靖国参拝を 祖国の独立のために闘った英霊たち (1/2ページ)

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 平成を振り返ると、東日本大震災や、阪神・淡路大震災などの大災害、そして、地下鉄サリン事件や、警察庁長官狙撃事件など、さまざまな事件が起こった時代であった。多くの人々が犠牲になり、いまだに故郷に帰れぬ人々が存在する。被災地への復興へ尽力することはもとより、犠牲となった方々のことを忘れるべきではないのは言うまでもない。

 だが、一方において、わが国は幸いなことに戦争の惨禍に見舞われることはなかった。さまざまな事件がありながらも、国を失うという悲劇には至っていない。いうまでもなく、憲法9条のおかげではなく、精強な自衛隊と堅牢(けんろう)な日米同盟のおかげである。

 平和な時代であったことを誰よりも強く望んでいたのが今上陛下であったことは確実だが、私は靖国神社に眠る英霊もまた日本の平和を強く望んでいたと確信している。

 大東亜戦争の最中、多くの先人たちが「後に続くを信ず」といって海に、陸に、空に散華していった。祖国が危急存亡の秋を迎えたとき、自らの貴い命を犠牲にしてまで祖国を守り抜こうとしたのである。われわれが平和な時代を日本人として生きていられるのも先人のおかげであることを思うと自然と頭が垂れる思いがする。

 同時に、彼らとて平和な時代に人生を謳歌(おうか)したかったであろうことを思うたびに、深く悲しい思いが込み上げてくる。彼ら一人一人に愛する家族があり、友人があり、それぞれが自分自身の夢を抱えていたのだ。

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