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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】今も残るスターリンの「秘密警察」の痕跡 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆様!

 前回は、エカテリンブルグの魅力をご紹介しましたが、今回は、この街のある特別な場所についてのお話です。

 それは市内の一区画に建てられた、1930年代のスターリン時代に開発されたチェキスト(秘密警察で働いてた人々)の町の跡地です。彼らは当時チェーカーと呼ばれ、市民から恐れられていました。

 その昔は墓地だった場所に建てられた彼らの町は、NKVD(ソビエト内務省、後のKGB)の要請に基づいて設計され、現在のイセチホテルを含む14楝の建物によって囲まれたその区画は、当時の未来都市を象徴していました。

 今日、その跡地は通常の市街地に変わり、当時の建物には普通の住民が住んでいます。

 しかし、これらの建物の中にはまだいくつかの謎があります。私は、建物の中の1つで営業している“眠る犬”と呼ばれるバーを発見しました。

 バーの内部は一見普通に見えましたが、そこからは隣の部屋の声がはっきりと聞こえました。その理由は、当時全ての建物が相互監視の為に作られていたからです。

 さらに、そのバーの一角には地下への入り口があって、その見学体験に参加した私は、トンネルやトロリー列車の残骸、いくつかの閉鎖されたドアなどを見て周りました。

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