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悠仁さま刃物事件と改元の関係は… 元警視庁・坂東忠信氏「『皇統の維持』に反対する勢力関与の可能性も」

 平成の最後、令和の最初となった4月30日から5月1日にかけて、皇居などの周辺では、警視庁などが厳重な警戒態勢を敷いている。秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが通われるお茶の水女子大付属中学校で、悠仁さまの机に刃物が置かれた事件も発生したからだ。昭和から平成への改元時の“爆発テロ”を経験した元警視庁通訳捜査官で作家の坂東忠信氏に聞いた。

 「事件発生のタイミングなど、『皇統の維持』に反対する勢力が関与した可能性もある。協力者の存在も含め、徹底的に捜査すべきだ」

 坂東氏は4月26日に発生した、お茶の水女子大付属中学校の事件について、こう語った。

 関係者によると、警視庁捜査一課が建造物侵入容疑で逮捕した、住居・職業不詳、自称・長谷川薫容疑者(56)は、刃物を置いたことを認める趣旨の話をしているという。また、学校の敷地内にある防犯カメラの配線が一部切断されていたことも分かった。

 警視庁では、動機や背景を調べるとともに、都内で厳重な警備態勢を敷いている。前回の改元時には、皇居方面へ迫撃弾が発射される異常事態も発生したからだ。

 坂東氏は当時、警視庁勤務だった。1989(平成元)年の「大喪の礼」では時限式発火装置が見つかったことを受け、翌90(同2)年の「即位礼正殿の儀」では、北の丸の警備指揮所に機動隊員として待機していて、無線で爆発音を聞いたという。

 「連続して爆発音が入ってきたとの報告を聞いた。皇居周辺で、かつ同時多発で10カ所前後、爆発した。死傷者こそなかったが、テロ爆発の怖さを知った」

 今回の改元にあたり、都内では、天皇制に反対する団体などが集会やデモを計画・開催している。

 坂東氏は「平成時代、皇室と国民の距離は縮まったが、海外の組織や極左集団など、皇統の存続に反対する勢力は存在する。かつて暴力テロを繰り返した極左集団のメンバーが高齢化する一方、凶悪事件を知らない若者がネットで勧誘されて入るケースもある。天皇陛下のご即位に伴い、5月4日に皇居で実施する一般参賀は要警戒だ。気は抜けない」と語った。

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