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一連の外交問題棚上げ…韓国・文大統領も「謝意」 上皇さま譲位、各国首脳ら反応

 上皇さまの譲位に先立ち、米国やロシア、中国など、日本と関係の深い各国首脳らは声明などを通じ、上皇さまに謝意を表明した。こうしたなか、かつて「特使」として派遣した国会議長が、上皇さまに「謝罪要求」を突き付けた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領も書簡を送ってきた。

 ドナルド・トランプ米大統領は「平成の時代が終わり、新しい世代が皇位を継承しようとしている今、日本との緊密な関係の大いなる重要性を米国は認識したい」との声明を発表した。

 トランプ氏は2017年の訪日で、メラニア夫人とともに、上皇、上皇后ご夫妻に面会したことは「栄誉なことだった」と振り返った。

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も上皇さまに電報を送り、両国の関係に関心を注がれたことに感謝したことを表明した。大統領府のサイトに掲載された。

 中国外務省報道官は30日の記者会見で、「多くの中国共産党や国家の指導者と面会して、中日関係の発展のため積極的な貢献をした」と述べた。

 こうしたなか、韓国外務省報道官は、文氏が「韓日関係の発展に大きく寄与なされた」「平和の大切さを守ることの重要さを強調してこられた」と、上皇さまに謝意を示す書簡を送ったと発表した。

 ただ、同国は、国会議長の「謝罪要求」や、韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射事件への謝罪もなく、いわゆる「元徴用工」の異常判決への適切な対応も取っていない。