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安倍晋三首相、独占インタビュー! 衆参ダブル選は?質問に苦笑「頭の片隅にも…」 (2/3ページ)

 --「令和」の新時代も、日米関係は強固だ。トランプ大統領とは、4、5、6月と3カ月連続で会談する

 「5月25~28日にはトランプ大統領ご夫妻を、『令和』に入り、初の国賓としてお迎えする。日米同盟の揺るぎない絆を象徴する、素晴らしい機会にしたい。言うまでもなく、米国はわが国が脅威を受けた場合、ともに助け合える唯一の同盟国だ。そんな米大統領と親密な関係を築くのは、日本の首相としての使命でもある。いまや両国関係はかつてないほど強固だ。アジア・太平洋地域の安全保障環境は厳しくなる一方だが、わが国も主体的に『防衛力の抜本的強化』を図るべきだと考えている。宇宙空間やサイバー、電磁波など新領域でも同盟関係を強化したい」

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 --「令和」では、ぜひ憲法に自衛隊の存在を明記したいのでは

 「国民の生命と平和な暮らしを守り抜くことは、主権を持つ独立国家として、果たすべき最重要の責務だ。平和は決して他人から与えられるものではない。自分の国を自らの手で守る気概なき国では、誰も助けてくれない。精強な自衛隊の存在は、自らの手で平和を守るという、わが国の揺るぎない意思と確固たる能力を示すものだ」

 「国家のために任務を遂行する自衛隊の正当性を、憲法上、明文化するのは、私たちの世代の責任だ。憲法改正は、国会で発議をし、国民投票で決まる。今後、衆参両院の憲法調査会の場で、議論が深まることを期待している」

 --北朝鮮による拉致被害者の全員救出も重要だ

 「2002年10月、5人の拉致被害者が日本に帰国した。私たちは羽田空港で出迎えた。被害者5人が家族と抱き合い、喜び合っていたそばに、横田滋さんと早紀江さんのご夫妻がいた。その場に横田めぐみさん=拉致当時(13)=の姿はなく、家族会会長だった滋さんは泣きながらカメラのシャッターを切っていた。どれほど悲しかったことか。『北朝鮮に残された方々を取り返すことこそ、私の使命だ』と心に強く誓った。まだ、実現できていないのは、痛恨の極みだ」

 「トランプ大統領は、2月にベトナムで開かれた2回目の米朝首脳会談の冒頭、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に対し、私の考えを明確に伝えてくれた。少人数の夕食会でも拉致問題を提起し、真剣な議論が行われた。拉致問題の解決に向けて大変有意義だった。この問題は、あくまでわが国の主体的な取り組みこそが重要だ。次は、私自身が正恩氏と向き合わなければならないと思っている。一日も早い解決に向け、あらゆるチャンスを逃さず、果断に行動したい」

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