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安倍晋三首相、独占インタビュー! 衆参ダブル選は?質問に苦笑「頭の片隅にも…」 (3/3ページ)

 --10月に予定される消費税率10%への引き上げはどうなるのか

 「安倍内閣は、新時代でも経済が最優先だ。わが国の経済は足元の一部に弱さはあるが、内需を中心にゆるやかな回復基調が続いている。中国経済の先行きや、英国のEU(欧州連合)からの離脱など、海外経済の不確実性にも十分に留意し、経済運営に万全を期す考えだ」

 「消費税率の引き上げは、全世代型社会保障制度の構築に向け、少子化対策や社会保障分野への安定財源を確保するために、どうしても必要だ。リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り、税率は上げる予定だ。前回、(2014年に)5%から8%に引き上げたときに経済は減速し、消費も落ちた。かけ込み需要もあったが、大きな反動減もあった。その反省から、今回は国民の方々からいただいた消費税をすべて還元する十二分な対策を講じ、景気の回復基調を確かなものとしていきたい」

 --今夏の参院選の焦点は

 「われわれの進めている政策の評価をもらう。今年は(12年に1度の)亥年(いどし)選挙で、統一地方選もあり、自民党には厳しい。12年前、私は首相として参院選で大敗した。あのときのことは忘れたことはない。選挙の結果、政治は安定を失い、毎年のように首相も代わり、デフレは放置され、経済も低迷し、外交でも日本の存在感は大きく低下した」

 「やはり、強い経済と確固たる安全保障を確保していくには、政治の安定なくしては実現できない。だからこそ、参院選も勝ち抜きたい。少子高齢化や激動する国際情勢にどう向き合うか。課題は山積している。新時代の国づくりをどう進めるか。骨太な政策論争ができればと考えている」

 --衆参ダブル選に打って出る可能性は

 「頭の片隅にもありません(苦笑)」(矢野将史、村上智博、松村友二)

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