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海外旅行で気をつけろ! 誘拐、ひったくり犯人が虎視眈々…狙われる“SNS映え”邦人 (1/2ページ)

 超大型連休まっただ中。日頃の疲れを海外で発散…と成田、関空は空前の混雑ぶりだ。でも、ちょっとマッタ。現地の悪い奴らにとって日本人は“カネ”同然。ここ数年、犯人らが、邦人旅行客のインスタグラムなどをチェックして滞在先と個人情報を入手、誘拐などの犯罪に悪用するケースが増えている。“SNS映え”も意識しすぎると命取りになりかねない。

 連休中、旅行目的で日本を脱出する人数はざっと66万人超。なかでも、現地の物価が安く、短時間で渡航できるアジア方面の人気は高い。

 気をつけなければいけないのが渡航先での不測の事態だ。4月22日、スリランカで発生した連続爆破テロでは日本人犠牲者を出した。テロとまではいかなくても誘拐、強盗、ひったくりと物騒な事件は後を絶たない。

 海外事情に詳しいジャーナリストの片岡亮氏がこう話す。

 「アジアの大半の国々で『日本人はお金持ち』という印象は強く、狙われやすいのは今も昔も変わっていません。最近の犯行の手口としては、日本人のフェイスブックやインスタグラムなどのSNSをチェックして滞在ホテルや個人情報を入手し、誘拐やひったくりなどのターゲットにする方法です」

 実際にそのケースとみられるのが、マレーシア・クアラルンプール近郊で昨年11月14日に発生した日本人女児の誘拐未遂事件だ。

 現地紙などによると、日本人女児がアパートの廊下でナイフを持った男に襲われ、誘拐されそうになる事件が起きた。犯人の男は同じアパートの住人で、たまたま居合わせた女児の祖父が体を張って阻止し、未遂で済んだという。

 「なぜその女児が狙われたかというと、家族が滞在先や訪問先、娘の写真などを随時ネットにあげていたという話で、現地では『そのせいで待ち伏せされた』との見方が広がっています」と片岡氏。

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