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次なる犯行への情報収集か!? 皇室関連施設にドローン続々 専門家「極めて由々しき事態だ」 (1/2ページ)

 令和時代を歓迎したイタズラなどと笑ってはいられない。2日夜、東京都千代田区の皇居周辺などで光を点滅させる小型無人機ドローンのような物体が飛行するのを警視庁の機動隊員が発見した。確認された場所が皇居周辺のほか、赤坂御用地(港区)、大正と昭和の天皇、皇后の陵がある武蔵陵墓地(八王子市)と同時多発的であることから天皇制への批判、抗議などの思惑も透けてみえる。専門家は次なる犯行の可能性を指摘する。

 その不穏な光は同日午後8時ごろ、突如上空に現れた。皇居周辺で光を点滅させながら空中を不気味に浮遊。皇居以外にも、天皇ご一家がお住まいになる赤坂御所や、大正と昭和の天皇、皇后の陵がある武蔵陵墓地の周辺でも目撃された。警察への通報は午後10時半ごろまで続き、光の色は赤と白との連絡もあった。

 ドローンは、航空法で東京23区や地方都市の中心部など住宅密集地や空港周辺、夜間の飛行が禁止されている。首相官邸や霞が関、皇居周辺の上空についてはドローン規制法でも禁じられている。

 専門家はこの事態をどう見ているのか。

 元千葉県警刑事課長で犯罪評論家の田野重徳氏は「ドローンは上空から写真撮影ができる。天皇制に反対している者の犯行なら、警備態勢がどのように敷かれているのか、ゲリラ活動やテロ活動などをどこでやりやすいのかなど情報を収集した恐れがある。また、ドローンを飛ばしたときに警察側がどういう対応をとるのか。ドローンが(飛行範囲、地上からの距離など)どの程度まで行動できるのか実証実験をした可能性もある」と指摘する。

 さらに「写真を撮る以外にも、爆弾などを仕掛けた上で急降下させて爆破させることもできる。今回の改元に伴い皇居や関連施設に興味を持ち、記念に写真でも撮ろうという愉快犯やマニアも考えられるが、極めて由々しき事態だ」と話す。

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