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東京五輪へ!外国人のタクシー運転手が活躍 語学力生かし日本の魅力伝える (1/2ページ)

 訪日観光客が増加する中、首都圏などで外国人のタクシー運転手が活躍している。語学力を生かし、日本の魅力やおもてなしの心を伝えられる存在として採用を積極的に進める事業者も。2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、活躍の場が広がっている。

 「車内の気温はいかがですか?」。物柔らかに丁寧な日本語で話し掛けると、乗り込んだ男性客が、後部座席で安心したように笑顔を見せた。

 ハンドルを握るのはオーストリア出身のウォルフガング・ルガーさん(52)。東京都内に4カ所の営業所を持つ業界大手「日の丸交通」で、昨年5月から乗務している。

 30年前に来日。新潟県のレストランで働いていたが、埼玉県出身の妻の希望で上京を決意し、同社の外国人運転手の募集を知って応募した。

 日本語のほかに英語、母国語のドイツ語が堪能で、客が乗車する前のドア前での出迎えや、ルートの確認、名所案内などきめ細かな気配りを忘れない。

 「東京が国際的な都市であることや、日本のおもてなしの心を知って、気持ちよく降りていってほしい」

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